PAPA力向上委員会

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6歳娘が好き嫌いして、ご飯を食べない事件簿!

こんにちは、PAPA力向上委員会”いいんちょー”のミナトです。

子育てをしていると様々なトラブルがありますよね。例えば、子供の兄弟げんかや反抗、おもちゃを買ってとだだをこねたり等…

でも、最近思うのは、そういう親にとっては困ること(トラブル)が起きたときは、子供と向き合って、大切なことを教えるチャンスだと思います。

 

毎日の日常でガミガミ言っても、それって子供の記憶に残っていると思いますか?きっと、「うるさいな!」くらいにしか感じてないんじゃないかなと思います。

 

子供にしっかりと聞いてもらって覚えていて欲しいことは、いつもと違うなにかが起きた時に教えてあげるほうが、印象に残りやすく次につながる学びになると思います。

 

我が家で起きた「6歳娘が好き嫌いして、ご飯を食べない事件簿」をご紹介します。

 

事件はある日の夕食

事件現場は、ある日の夕食に起きました。いつものように、夕食の支度を終えたママが「ごはんできたよ。」とみんなを呼びます。

 

息子と私は、それぞれ自分の席に着きます。「はーい。」と返事したのに、娘がなかなか来ません。まだ、買ってもらったばかりのチャレンジタッチで遊んでいます。

 

先に、家族3人が夕食を食べ始めると、やっと娘が来ました。そして、すぐに「好きなごはんない。」と嫌そうに言います。食べるわけでもなく、席に座ってダラダラとしています。この辺から、私はイライラし始めていましたが、まだ我慢して様子を見ています。

 

すると、娘が動きました。自分でキッチンから味付き海苔を持ってきました。そして、ご飯だけを食べ始めました。その日は、ママが張り切って作っていたので、普段よりおかずが多かったのにですよ。

 

まぁ、ママは怒りますよね。そして、さらにふてくされる娘…食卓にただよう気まずい空気…食事は明るく楽しく食べたいよー(´;ω;`)

 

私が娘に「これ(おかず)が、おいしいよー」「(娘も)食べてみない?」と明るく聞いてみるが、娘は無視…

息子が「おいしいよね。これ(おかず)大好き。」と言ってくれます。4歳の息子もママの機嫌をうかがいつつ、楽しい雰囲気にしてくれようとしています。

 

娘から返事がないので、声をかけるのはやめました。でも、娘の態度はよろしくないので、ここはパパとして注意しなくてはいけません。しかし、その場限りじゃなくて、娘になにがいけなかったのかを理解してほしいので、自分なりに状況を整理します。

 

楽しいはずの夕食が…この事件のポイントは!

私が、今回の事件で娘がよろしくないと思たポイントは2つあります。まず、一つ目に食事を作ってくれたママに対して、とても失礼であったこと。二つ目に、バランスよく食事を食べることの大切さ。この二つの点に絞って、お話しました。

 

①ごはんを作ってくれた人への感謝や気づかいを忘れないで欲しい。

毎日、ご飯を作ってくれるのが当たり前ではなく、幸せなことだということを子供たちには知っていて欲しいと思います。

 

娘には、こう話しました。

「このごはんが、(娘の)口に入るまでには、お米を作ってくれている人がいるし、そのお米を運んでくれあた人、そしてお金を払って買ったパパがいる。そして、ママがおいしく炊いてくれている。そんな人たちのおかげでごはんが食べられるんだよ。」

 

「お米を作るのが、どれだけ大変か知ってる?毎日ご飯を作るのも大変だよね。ぜんぶ、当たり前なんかじゃない。たまたま、日本という恵まれた国に生まれたから、ご飯の食べられる家にうまれたから、食べられるんだよ。」

 

「世界中では、ご飯がなくてなくなっている人もまだまだたくさんいる。だから、感謝の気持ちだけは忘れないで欲しい。」

 

今すぐには、わからないかもしれない。でも、きっとわかってくれる日が来ると信じて、かなり真面目に話しました。

 

私がこういう時に気を付けているのが、ごめんなさいを無理強いしないことです。本当は、ママに謝ってほしい気持ちがあります。でも、無理やり言わされた”ごめんなさい”なんて、本当は意味ないです。

 

本当に理解して、自ら謝ってほしいから、あえて「ごめんなさいは?」とか「ママに謝りなさい」なんて言いません。

 

特に、うちの長女はプライドが高く、頑固な面があるので、伝えることだけ伝えて、あとは自分で考えさせるスタイルです。

 

②食事の栄養バランスを考えてほしい。

娘は、肉類やキノコ類、野菜が嫌いです。好き嫌いと気分屋な性格で、嫌なものはきれいによけて食べようとします。この日もおかずは、鶏肉の照り焼きで、あまり好きではなかったかもしれません。

 

でも、ママがある程度栄養バランスを考えて作ってくれています。この時は、保育園で三大栄養素を3色に分けて習っているようなので、それに当てはめて教えていきました。

 

私「(娘の)体はね、いま大きくなる時期だから、バランスよく栄養をとらないと体が大きくならないんだよ。鶏肉は何色の食べ物だった?」

 

娘「赤色…」

 

私「よく知ってるね。すごいね。赤色はどんな働きがあるの?」

 

娘「おもに体をつくる…」

 

私「すごいな!そうだよ。ってことは、赤色の食べ物を食べないと、体が作られないから、大きくなれないね。」

たぶん、習ったことを丸暗記しているのだと思いますが、本当に答えられることが、親ながらすごいなと感心しました(笑)

 

私「じゃ、このほうれん草は何色の食べ物?」

 

娘「緑色!」

 

正解が続いているので、答える娘の声も少し勢いが出てきました。

 

私「正解!じゃあ、どんな働き?」

 

娘「体の調子を整える!」

 

私「そのとおり!だから、緑の食べ物をたべないと体の調子が悪くなるんだよ。それに、知ってた?緑の食べ物を食べると、体の調子が整うから、きれいになるんだよ。」

 

私「〇〇ちゃんは、きれいなお姉さんになりたいんだよね?じゃあ、食べたほうがいいよ。きれいなお姉さんは、みんな食べてるから。」と付け加えました。

 

うちの娘は、幼いながらもなんか美意識が高く、鏡の前でポーズしたりしています。この、きれいになるためには食べないといけないというのが効いたのか「じゃあ、食べる…」としぶしぶ食べ始めました。

 

食べた後も「きれいになってきた?」と聞いてくるあたりが、まだまだ可愛いところです。

 

なぜか息子も触発されて、「パパ、〇〇くんもきれいなお兄さんになりたい!」とモリモリ野菜を食べるようになってくれました。

 

まとめ

今回の件でつくづく感じたのですが、子供に何かを伝えるときは、いつもと違う何かが起きた時に限ります。良いことでも悪いことでも、子供の印象に強く残りそう出来事があったときには、特に言葉使いや説明に注意しています。

 

今回のようなよくあるトラブルでも、大きな声でガミガミと説教するよりも、伝えたいことを絞って、どうすれば子供に伝わるかに集中して話をする方が、子供に響くと思います。

 

ただ、気を付けて欲しいのが、一回言ったからと言って子供は同じ事を繰り返すということです。でも、そんなもんです。私たちの子供時代を思い出しても、一回言われてできることよりも、何度も言われてやっとできるようになった事って多いと思います。

 

だから、一度言ってダメだったとしても、また同じことが起きた時に、丁寧に話してあげてください。「何度も同じこといわせるな。」なんて言わないであげてください。

 

きっと、同じことを繰り返し丁寧に教えてあげるのが、教育だと思います。

 

ちょっと、生意気言ってみました。以上、ミナトの事件簿でした(笑)