PAPA力向上委員会

家庭円満を目指して、子育てや夫婦関係に悩むパパさん達の悩みを解決していただくサイトです。

「育児参加しない夫」が変わる方法~3つのパターンに分けて対策する~

「育児参加しない夫」が変わる方法~3つのパターンに分けて対策する~

イクメンという言葉がうまれ育児・家事をするパパさんが増えている中、「育児に参加しない夫」で悩まれているママが多くいるようです。「夫なんていないものと考えている」や「いないと思った方が、気が楽だし」、「お金さえ稼いでくれればいいや」とあきらめているママもいるそうです。そんな風に思わせてしまっていいのですか?

 

正直、この悩みはほっておくと、夫婦仲が悪くなったり、子供の将来に悪い影響がでたりします。日本で離婚率が上がる原因の一つだと私は考えています。夫婦が離婚すると、損害を受けるのは絶対に子供たちです。以下の記事を読んで、みなさまが夫婦円満に過ごしてほしいと思います。

 

 

軽く自己紹介

私は、現在子育て中の32歳の父親です。妻と二人の子供(娘と息子)がいます。うちの家庭は共働きで、妻も私も正社員としてフルタイムで働いています。

 

初めての娘が生まれた時は、休みの前の日は夜中のミルクやおむつを行ったり、休みの昼間は私が世話をして、妻の睡眠時間を作ったり、娘の沐浴やお散歩なんかも楽しんできました。糖質制限ダイエットにハマったときは、妻と私の朝食やお弁当、夕食を作ったりもしました。

 

現在は、子供たちも身の回りのことが少しずつ出来るようになってきましたが、朝の支度には少し手伝いが必要だったりします。仕事から帰ると、お風呂に入れて、仕上げハミガキして、寝かしつけるのが日課です。

 

朝食の用意やごみ捨て、食器洗い、庭の草引き、窓掃除、エアコン掃除は私の仕事になっています。洗濯や掃除は、気になった方がする感じですが、私は洗濯して、干すまではいのですが、たたむのが苦手で、そこはほぼ妻にお願いしていますね。

 

今では、そこそこ家事も育児も頑張っている私ですが、結婚前からできたわけではありません。むしろ、実家でぬくぬくと暮らしており、家事は一切行ったことがなく、ご飯の炊き方や洗濯機の回し方すら知らなかったほどです。ほんとに、生活力ゼロのお坊ちゃんでしたね。

 

最近は、育児関係の本を読んだり、実際の子育ての中で考えることが多く、子供の将来や幸せな家庭を築いていきたいと思っています。そんな私が考える「育児参加しない夫」解決法を今からお伝えします。

 

「育児参加しない夫」に対する妻の怒り

育児は、一人の人間を育て上げることです。これは、並大抵のことではなく、本当に大仕事です。最初は、生まれたての命を守り育むところから始まります。お腹の中で、約10か月。その際の食生活やお腹をかばいながらの日常生活は、楽なものではありません。

 

そして出産では、自分の命を懸けて子供を産みます。生まれてからも一定時間ごとのミルクやおむつ交換に追われ、満足に寝れない日々が続きます。寝不足の中、赤ちゃんの体調に注意しながら、窒息や誤嚥といった危険にも気を付けなくてはいけません。さらに、合間時間で、掃除や料理といった家事をこなします。

 

一番きついのが育児には休みがないということです。毎日毎日、必ずしなければ、赤ちゃんの健康や命に影響があり、気を休める暇がありません。

 

こんな生活を送る中、仕事から夫が帰ってきて、スマホやゲームをしている。夫のことばかりで、育児や家事をしない。休みの日だけでもと思っても、休みの日も自分のしたいことをしたり、ゴロゴロと過ごす。

 

最初のうちは、仕事で疲れているんだろうな。家にいるときくらいゆっくりして欲しいと思ってくれていても、育児や家事に追われるストレスから、日を追うごとにだんだんといら立ちが募るもの。

 

育休復帰後の不安や夫の「家事を手伝う」という他人事のような発言に余計に怒りを感じたりします。気楽に2人目が欲しいとかいう夫が信じられない。

 

「育児参加しない夫」たちに、怒りがこみあげてくるのが、よくわかります。

 

「育児参加しない夫」を3つに分類

「育児参加しない夫」と妻に思われている夫たちにも、いろんな人がいます。夫自身も、育児・家事に参加していないと自覚している人。むしろ、男は育児・家事に参加しないものだから、するつもりもないなんて考えている人もいるかもしれません。

 

そういう人達は、そもそも夫の父親たちも育児に参加してなかったとか、同僚もしていないとか、昔ながらの亭主関白にあこがれている人かもしれませんね。完全に時代遅れな考え方ですけど…

 

育児や家事に参加できていないとわかっていて、なにかしなければって思ている人も多いはずです。やらなければいけないとわかっているけど、行動に移せていない人達は、少しのきっかけや仕方さえ覚えてしまえば、大きく変わる可能性がありますよ。

 

少しやっかいなのが、自称イクメンを語るが、妻がそんなに認めていない夫たちです。夫自身が、育児しているつもりなので、「ちゃんと子供も見てるし、家族孝行してるだろ」と大きな顔をするのが問題です。そんな場合には、家事・育児の本当の大変さをしてもらうところから始まるでしょうね。

 

また、夫が育児・家事をしてもよく聞かれるのは、夫の育児・家事に妻が満足していないという話。そんな場合にも良い方法があります。

 

私は「育児参加しない夫」は大きく分けて、以下の3パターンに分かれると思います。それぞれに解決策を考えてみました。

①育児にまったく協力的ではない

②育児に少しかかわっているが、自称イクメンが鼻につく

③育児・家事に協力的だが、妻としてそのクオリティには満足していないの

 

①夫がまったく育児に協力的ではない~解決策~

まず、育児にまったく協力的ではない夫は、そもそも育児を自分のしなければならないことと考えていないので、大前提として意識改革が必要です。そのために、必要なのは情報を与えて、経験を積ませることです。

 

人の考え方はいままで生きてきた経験や知識から作られています。いままで、母親に甘えていた夫です。子育てだけでなく、自分の身の回りのことも妻にやってもらおうとする人もいます。そんな人にいくら「父親の自覚をもって!」なんて言っても伝わるものではありません。

 

二人の育児に対する知識レベルがある程度同じでないと、話がかみ合いません。まずは、育児や子育てについての情報をしっかり与えていきましょう。

 

夫に子育ての知識を与える方法~本を与えてみる~

子育て本を読んで、その中からとくに気に入ったものを、「これ良かったから、読んでみて。」とおすすめしてみると良いと思います。

 

私は「忙しいパパのための、ハッピーアドバイス」がオススメします。子育てのことだけでなく、子供もつママの大変さや苦悩なども描かれており、父親の役割ってなんなのか考えさせてくれます。

 

漫画で描かれているので、あまり子育てに興味を持っていないパパでも読んでくれやすいと思います。まずは、なんでも良いので読んでもらうことが第一歩です。

 

夫に子育ての知識を与える方法~YouTube

最近は、YouTubeが一般的になり、良質な情報が増えてきていますので、それをオススメする方法もあります。色々な人がいますが、私のオススメの動画をのせておきます。

【父親にできる最高の子育て】超簡単な子供との接し方 - YouTube

IlU

 

【育児と教育①】子供の身体と才能を育てるモンテッソーリ教育 - YouTube

 

夫に子育ての知識を与える方法~PAPA力向上委員会を見せて~

当ブログ「PAPA力向上委員会」では、これからも子育てや育児、夫婦生活が円満に遅れるようにパパ目線からの情報を発信していきたいと考えています。

 

ただ、私に言わせると、「せっかく、パパになれたのに子育てしないなんて、もったいない!!」って感じですけどね。仕事や趣味も良いですが、子育てほどやりがいがあって、人生を豊かにしてくれるものはないと思いますよ。

 

そんな私の考えに共感してもらえるパパさんが集まってくるといいなと思ってブログを書いています。

 

少しずつ経験値をつませよう

やったことないことをするのって、こわいし、けっこうストレスがありますよね。だから、簡単なことから経験していってもらうんです。

 

子育ての知識を得て、男も子育てや育児をするのがこれからのスタンダードだとわかってもらったところで、少しずつ経験を積ませましょう。ここで、経験を積ませるのは、「今後、夫にやってほしい仕事」からしましょう。

 

ここで気を付けなくてはいけないのが、「出来るだけ簡単なことからお願いする」です。なぜなら、最初が肝心だからです。最初に、うまくできないと「ああ、自分にはできない。」とあきらめたり、すねたりするからです。

 

その後で、夫がしてくれた育児・家事を「褒めるor感謝する」です。

「本当にたすかったわ。ありがとう。」とか、「あなたがした方が、上手にできてるね。」とあからさまに持ち上げても大丈夫です。

 

男性は本当に単純なんです。ストレートにおおげさに褒めても、喜ぶものです。そして、少しずつできることを増やして、いつのまにかそれを夫の仕事としてしまうのが、ベストです。

 

今思えば、実家暮らしのお米も炊けなかった私に、すこし家事をするたび、褒めてくれていた妻の策略だったように思います。子供の抱っこも、妻が腰が痛いからお願いと言われるうちに、子供たちも抱っこはパパの役割みたいになってしまいました。

 

私の経験から言わせてもらうと、「旦那に家事・育児をさせるためには、少しずつお願いして、うまく褒めてその気にさせていく」が、うまいイクメンの作り方だと思います。

 

②育児に少しかかわっているが、自称イクメンが鼻につく~解決策~

このパターンが今一番多いのではないでしょうか?たまに、日曜日に子供を公園に連れて行って、自称イクメンを名乗ってしまう。実際には、公園に連れて行っただけでスマホをいじっていたなんて人もいるかもしれませんね。

 

そして、妻からすると、休みの日に少し遊んだだけでイクメン名乗るなよって思われてしまうわけですね。

 

このパターンの問題は、育児を協力するつもりはあるが、育児の分担に偏りがありすぎることが問題になっています。つまり、妻がしてほしいと思っている分の育児を、夫が出来ていないってことです。

 

そもそも、夫は育児にどれだけの作業や工程があるのかわかっていないと思いますよ。なので、ママが行っている育児・家事を書き出して、どの部分を分担して行いたいのか話し合いを持った方が良いです。

 

自称イクメンを名乗っていますから、育児に協力的ではあると思うので、「大変なところを助けてほしい。」や「イクメンとして頼りにしている。」なんて言葉でお願いすると、より子育てや育児に積極的になってくると思います。

 

ここでも言いますが、とにかく夫を褒めてのせて、動かすことです。妻に頼られて、褒められて嫌な気持ちになる夫はいません。家事・育児をするのが、気分がいいと思わせたら、こっちのものです。

 

③育児・家事に協力的だが、妻としてそのクオリティには満足していない~解決策~

これもよく聞く意見ですね。ここでは、夫の行う家事・育児のクオリティアップのためにできることをお伝えしていきます。

 

夫がクオリティの低い家事をする場合、意欲がわいていないという理由があります。ここで、一つお聞きしますが、何かしてほしい家事ができた時に、急にお願いしていませんか?

 

夫にも都合があり、急に言われてしかたなく、したいことを中断して家事を行う場合、クオリティが低下します。逆の立場で考えてみてください。急なお願いばかりで、しかもそれが「○○して。」という単純作業ばかりだと嫌になりませんか?他人から見たら、暇そうにしていても、それが夫のやりたいことかもしれません。

 

ここでの解決策は、仕事の分担を明確にして、単純作業ではなく一連の作業を丸ごと任せてしまう方法をオススメします。そして、ここで妻の求めるクオリティをあらかじめ伝えておきます。

 

やることと出来上がりのクオリティだけ伝えたら、そこに至る方法や過程は任せてしまうというのが大切です。ある程度の裁量を持たせることで、夫のタイミングで行動できますし、クオリティを高めたり、効率化を図ったりと、自分で工夫するようになります。

 

仕事でもそうですが、作業手順を細かく言われるよりも、出来上がりと期日だけ言われた方が、意欲をもって取り組めますよね。普段、仕事を頑張る男性は、特にこの方法が効果的です。うまくいくと、料理に凝りだしたとか、風呂掃除にこだわりがあるとか、おむつ交換がおそろしく丁寧とかいうこともありますよ。

 

どうしても話を聞いてくれない場合

ただ、ここで一つ例外を言わせてもらいます。「断固として、育児・家事に参加する気がない。男は外で働き、女性は家庭を守るもんだ。」なんて、古い考えに固執して、強固な姿勢を示す夫がいた場合は、弁護士に相談してみるのも一つです。

 

弁護士に相談するのは、なにも離婚のためではありません。弁護士さんを交えて、円満な調停(話し合い)が行われることが多いです。

 

父親が「育児参加しない」「家事に非協力的である」というのは、後々の夫婦不仲の原因になりえますし、子供の成長にもよくありません。

 

そして、妻が真剣に助けを求めているのに、協力しない。聞く耳を持たない。というのは、これからの夫婦生活を続けていくうえで問題だと思います。早いうちから、夫と妻は対等であると伝えたほうが良いと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?昔は、私も「家事・育児に参加しない夫」の一人でした。昔を思い出しながら、解決策を考えてみました。これからも夫婦円満や子育てについての情報を発信していきます。なにか一つでも、皆様のお役に立てたら幸いです。

皆様の家庭が笑顔であふれていることを願っています。